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大胆かつ繊細。 後藤克芳のポップアート、東京初の回顧展!

後藤克芳(1936~2000)は、ニューヨークを舞台に、現代美術の新しい流れとなったポップアートに取り組み、活躍した作家です。主に木を用い、スーパーリアリズムの手法で、驚くべき完成度の高さをみる半立体作品を制作しました。

1964年に渡米しニューヨークに居を定め、1972年には永住権を獲得、2000年に同地で病没するまで、商業デザインなどで生計をたてながら、一流のギャラリーで勝負をしようと制作活動を続け、さらにはニューヨークの文化や暮らしを「ニューヨークだより」として晩年まで日本へ紹介し続けました。ニューヨークの様々な芸術家たちと交流をもち、その剌激を大いに受けた後藤の作品群は、没後、遺族により故郷の米沢市上杉博物館へと帰ってきました。後藤が発信する文章や、ポップでキッチュな作風とは裏腹に、非常に几帳面な仕上がりを見せる作品は、見る人を惹きつけてやみません。「日常がアートになる」と、身近な題材を“アート”に昇華させた後藤の作品を紹介します。

渋谷区立松濤美術館

〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
TEL:03-3465-9421

展覧会情報

会期 10月3日(土) ~ 11月23日(月・祝)
入館料 一般500(400)円、大学生400(320)円、
高校生・60歳以上250(200)円、小中学生100(80)円
*( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
*土・日曜日、祝休日は小中学生無料
*毎週金曜日は渋谷区民無料
*障がい者及び付添の方1名は無料
休館日 月曜日(ただし、11/23は開館)、11/4(水)

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